面白い批評(考察?)を見かけましたので…

「杉本博司ロスト・ヒューマン」展

「トーマスルフ」展
さてさて、
先ほど、金沢21C美術館で開催中の
「トーマスルフ」展をアップしましたが、
それと昨年アップした杉本博司ロスト・ヒューマン」展とを
考察したものを見かけたのでご紹介
ゆこもりはまあ、批評・考察とかを出来るような知識や見識を
持ち合わせているわけではありませんが、
この二つを繋げて観ることの面白さが気になりました…。
ので、単純に共有したいので…
それは、「ECRIT」(エクリヲ)という批判誌のWEBに掲載されている
松房子さんの
『ランドスケープとしての写真展――「トーマス・ルフ」、「ロスト・ヒューマン」展から』
http://ecrito.fever.jp/20170105220058
是非、一読して頂いてからどうぞ。
で、いろいろ勉強になったのですが、
まず、杉本博司とトーマス・ルフは、「コンテンポラリーフォトの寵児」だそう。
コンテンポラリーフォトって??と早速つまづいたのだけれど
ちょこっと調べてみても、何となくはわかっても、イマイチわからない…。
途中、ストレートフォトグラフィなんて用語も出てきたりして。
あと、『実際に作品の前に立たねば、写真を見ることが出来ない。』というのも、
なるほどー。
確かに、杉本さんの展示は、写真一ジャンルだけをとっても、
その写真の大きさや量的な陳列で、その場に立ち会わないと「見た」こと(実感)にはならないし、
トーマスルフも、ブログに書いた通り、
展示風景の写真だけでは、そのスケール感とかは到底伝わらないなーと感じました。
でも、この「見た」ということは、
写真という複製可能な作品では「見た」ことにされる、と。
まあ、複製作品だけではないけど、そういうことってありますよね…
昨年7月に、ゆこもりで開催した小嶋三樹展もまさにこれ
とにもかくにも、このお二人の展示は、「体感」しないと
なので、杉本さんの展示なんかは特に昨年、
ギャラリーに来た方にはかなりオススメしちゃったわけで…
ということで、「トーマスルフ」展は3/12まで開催中ですょ

~追記~
それと…
東京都写真美術館が、杉本さんという写真家ではありますが、
インスタレーションに長けた「現代」アーティストを扱ったことに対して
「写真のキュレーターが現代美術のキュレーションも行ってしまうガサツさ」
と言っちゃっているところが、なんともー
すてき…
「写真」美術館と標榜している以上、
せめてリニューアルのこけら落としは、
その土台で勝負してほしかった…という願望が、
四角四面なゆこもりにはあったのですが、
それを代弁してもらった気がしました
(あ、ゆこもりが勝手にそう解釈しただけですが
)
だって、木場(東京都現代美術館)でやれば広いしいいじゃん
って思えたんですもの
(まあ、リニューアル中で長期閉館中ですけどぉ)
面白いですねっ、いろいろな感想や意見を見てると
あ、あと、写真美術館をフォローすると、
勿論、杉本さんをやってくれたのは嬉しかったんですよ
いろいろめんどうナ展示とか、すごーく頑張ったと思います…。
(ん?高飛車??上から目線だったら失礼しました…
)
今後是非、写真の「王道」も見させてくださいませ…
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